栄養価と成分

栄養価と成分についてご説明します。

海苔には多くの成分が含まれていて、海の野菜と言われている。
特に良質のたんぱく質、カルシウム、ビタミンA、ビタミンB12など、体の健康に欠かせない成分を多く含んでいる。

食品標準成分表(五訂版)

改訂 日本食品アミノ酸組織表

食物繊維=便秘を防ぎ、痔などの疾患を予防します。コレステロールの代謝を正常化し、血中コレステロールの上昇防ぎます。また、糖尿病や大腸ガンを予防します。
海苔の食物繊維は野菜に多く含まれますが、海苔の食物繊維は野菜のそれと違って柔軟で、胃壁屋腸壁を傷つけることなく穏やかな整腸作用を行ないます。またこの種の食物繊維は細菌による腸内でのビタミン合成にも役だっています。
さらに、腸内の有害なアミンや有害金属の除去にも有効です。

タンパク質=身体のあらゆる部分はタンパク質で出来ている。筋肉、血液、皮膚、爪に至るまですべてそうです。
血中コレステロールを下げる効果が高い。100g中/アサクサノリではアオノリの約2倍、ワカメの約3倍、昆布の約5倍。
乾海苔1枚に含まれるタンパク質は卵5分の1個、牛乳5分の1本に相当。

カルシウム=骨や歯をつくるだけでなく、神経や筋肉の働き、血液の凝固などにも不可欠。
ストレス解消、筋肉疲労の回復、骨の形成に重要な栄養素。お年寄りの骨祖しょう症を防ぐ上にもかかせません。

EPA(イコサペンタエン酸)=血中のコレステロールを下げる主力となる。(血液が凝集するのを防ぐ
プロスタグラカジンというホルモンをEPAがつくりだすためといわれている)
悪玉コレステロールを減らしたり、肥満の原因である中性脂肪を減少させる。

タウリン=悪玉コレステロールを減らしたり血圧の効果や高血圧に関連した動脈効果、血管障害、脳血栓などの脳疾患、心筋梗塞、心不全に効果がある。その他二日酔い、慢性肝炎、白内症、糖尿病に効果がある。

ビタミン=ビタミンB1/豚肉の1.5倍、卵の約14倍、いわしの約30倍。ビタミンB2/牛乳の22倍、卵の12倍。
ビタミンC/日本茶より少ないがレモン、トマトより多い。

ベーターカロチン=体内に入ってビタミンAに変わる特性をもつ。視力を正常に保つ働きをする。
皮膚のかさかさやカゼに対する抵抗力をつける。

アミノ酸=「うま味」の成分。
アミノ酸の種類=◆アラニン、グリシン/「甘味」をつくりだす。
◆グルタミン酸/ナトリウムと結び付いて「うま味」を生みだす。
◆アスパラギン酸/ナトリウムと結び付いて「甘ずっぱさ」を生みだす。

出典/チクマ秀版社,「海苔の驚くべき効用」より